レビュー技法

アドホック

 レビューアに成果物を渡して意見をもらう技法。
 レビューアのスキルに大きく依存し、複数のレビューアから同じ懸念事項が
 報告される傾向がある。

チェックリストベース

 レビューアが配布されたチェックリストを使用して、懸念事項を検出する技法。
 典型的な懸念事項の種類を体系的にカバーできることが主な利点。
 チェックリストは定期的にメンテナンスが必要。

シナリオとドライラン

 レビューアは、シナリオを使用して、ドライラン(予行演習)を行う技法。
 実際にシステムを動かすイメージで、レビュー対象を評価する。
 単純なチェックリストよりも、特定の種類の欠陥の検出をすることができるのが利点。

パースペクティブベース

 レビューアがそれぞれに異なるステークホルダー(利害関係者)の観点で
 レビューを行う最も効果が高いとされる技法。
 要件や仕様などについて、各レビューアの(本業の)役割でレビュー対象を
 使ってみる点が特徴。

ロールベース

 レビューアがそれぞれに異なるステークホルダーの観点でレビュー活動を行う技法。