WordPressログインURLのセキュリティーを保護する方法

WordPressログインページの脆弱性は悪用される可能性が高く、
セキュリティはサイト全体の保護にとって非常に重要である。
WordPressログインURLを保護するための10の方法について
それぞれ紹介する。

■WordPressログインURLを保護するための方法

1.すべてのアカウントに強力でユニークなパスワードを使用する
2.デフォルトのWordPressログインURLを変更する
3.ブルートフォース攻撃を防ぐためにログイン試行を制限する
4.WordPressの二要素認証を有効にする
5.WordPressログインページにキャプチャを追加する
6.WP-Configファイルを強化する
7.ニックネームを設定してWordPressユーザー名を非表示にする
8.古いユーザーアカウントを削除する
9.使用しないプラグインとテーマを削除する
10.WordPressコア、プラグイン、テーマ、その他のコンポーネントを更新する

1.すべてのアカウントに強力でユニークなパスワードを使用する

パスワードは Webサイトのセキュリティにとって最も重要な要素の1つ。
長さ、複雑さ、予測不可能性を考慮してパスワードを設定する。

2.デフォルトのWordPressログインURLを変更する

デフォルトのWordPressログインURLは、一般的に知られている既知のパス。
このURLを変更すると、Webサイトへの主要なエントリポイントが隠蔽され、
自動攻撃によるサイトへの侵入が困難になる。

3.ブルートフォース攻撃を防ぐためにログイン試行を制限する

WordPressで指定された回数のログイン試行が失敗すると、ユーザーは
一時的にロックアウトされ、それ以上試行できなくなる。
このロックアウト期間は、設定の構成方法に応じて、数分から数時間、
数日間の範囲で設定できる。

4.WordPressの二要素認証を有効にする

二要素認証は、アカウントへのアクセスを許可する前に2種類のIDを
要求することで、WordPressサイトに追加のセキュリティ層を追加できる。
これにより、万が一パスワードが漏洩した場合でも、サイトへの不正
アクセスの可能性が大幅に減少する。

5.WordPressログインページにキャプチャを追加する

キャプチャは、人間の操作であるかどうかを判断するために使用する
チャレンジ&レスポンステストの一種。
ブルートフォースやスパムボットに対する追加の保護層を追加できる。

6.WP-Configファイルを強化する

WP-ConfigファイルはWordPressサイトのデータベース接続情報や
その他の重要な設定が含まれている。
このファイルに特定のセキュリティルールを追加することで、
Webサイトをさらに強力に保護できる。

7.ニックネームを設定してWordPressユーザー名を非表示にする

WordPressでは、ユーザー名と表示名はデフォルトで同じとなる。
ニックネームを設定し、ログインユーザー名をブログ投稿から
非表示にすることで、このリスクを簡単に軽減できる。

8.古いユーザーアカウントを削除する

未使用、または、古いユーザーアカウントが残っていると、それらの
アカウントが悪用される可能性がある。
悪用されないよう削除しておく必要がある。

9.使用しないプラグインとテーマを削除する

未使用、または、古いプラグインやテーマがあると、サイトが
潜在的なセキュリティ リスクにさらされる可能性がある。
悪用されないよう削除しておく必要がある。

10.WordPressコア、プラグイン、テーマ、その他のコンポーネントを更新する

Webサイトのソフトウェアを最新のセキュリティパッチで更新し続けることは、
Webサイトをハッカーから保護するために基本的で重要な対策。
WordPressコア、サイトにインストールしたすべてのプラグイン、
テーマ、その他のサードパーティコンポーネントすべてを最新に更新する。